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2005年12月23日

初めてママになる妊婦は血栓に注意

メイヨークリニック(米ミネソタ州)の研究者たちが、1966年から1995年までの、5万人にのぼる妊婦の医療記録を調べていて、あることに気がついた。2005年11月21日付けの「米内科学雑誌」(Annals of Internal Medicine)に掲載されたその報告によると、新しく母親になった妊婦に血栓症が多く、しかも、命取りになるケースが目立っていたのだ。よく調べると、その割合は、普通の妊婦の血栓症の4倍になっていた。このデータは、同州オルムステッドの住民を対象に長年続けられている健康調査から集められたもの。研究者たちは、血栓のなかでも、下肢の静脈にできる「深部静脈血栓症」(deep vein thrombosis)と、その血栓が肺に移動してできる「肺塞栓症」(pulmomary embolism)に焦点を合わせて調べた。その結果、新しい母親になる女性の肺塞栓症は。30年間に105の症例があった。割合としては決して多くはないのだが、問題は、そのいずれの症例も、命取りになっている場合が多かったのである。しかも、命取りになったケースの4分の1は、最初に現れた症状が、何の前ぶれもない突然死だった、と研究リーダーのジョン・ヘイト博士は言っている。静脈血栓症を防ぐには、できるだけ運動をすること。だから、とくに初めて妊婦になった場合は、毎朝早く起きて、元気よく歩くこと、と同博士はアドバイスしている。