2005年12月18日
息を入れると、その場で血中のアルコール度がわかる、という測定器が、アメリカで手に入るようになった。酔っぱらい運転の防止に役に立つかどうかわからないが、ハンドルを握る前に、ちょっとテストしてみたらどうだろう。商品名は「アルコホーク・チェックポイント」(Alcohawk Checkpoint)と「リーガルリミット・ブレスキャン」(Lagal Limit Breathscan)の2種類。お値段は、前者が12回分のチューブが付いていて24ドル99セント(3000円)で、後者がはテスターが一つ付いているキーホルダーが3ドル99セント(480円)で、取り替え用テスターが2ドル99セント(360円)。肺の奥深くから吐き出す息を、思い切って5秒間チューブに吹きかけると、測定器内にある黄色に化学コーティングされた結晶物が、もし、アルコールが含まれていると青緑色に変わる。変色の程度によって、血中アルコール度が、0.02(ワインをグラス1杯程度)から、0.08(アメリカのほとんどの州が定めている酩酊運転の基準)までわかるという。CDC(米疾病管理予防センター)では、このアルコール測定チューブを、試験的にバーに置いて、酩酊運転防止にどれだけ役に立つのか、見ることにしている。いずれにしても、この簡易アルコール測定器がどれほど正確に測れるかどうかは、息の吹き込み方次第で、とくに、深酔いしている場合にはいい加減になるケースが多く、測定値が信用できないかもしれないので注意しなければならない、という。ワシントンにあるジョージワシントン大学病院の緊急医療部長ロバート・セッサー氏は、「もし、酒を飲んだあと、アルコール度を測った方がいいかな、と思った場合は、運転しないことです」とアドバイスしている。