2005年12月14日
外出して食事をすることが多い子どもは、家庭で食べることが多い子どもと比べると、血圧が高いなど、概して、不健康であることがわかったと、2005年11月14日、テキサス州ダラスで開かれた[米心臓学会」(American Heart Association)の会合で発表された。この研究を行ったのは、米ウイスコンシン州にある「心臓血管研究教育基金」(Cardiovascukar Research and Education Foundation)のカレン・オルソン所長らで、学齢の子ども600人以上を対象に、調査した。それによると、子どもたちの20%が、学校のカフェテリアを別にして、週に4、5回は外食していた。この子どもたちを、主に家庭で食事をしている子どもと比べると、血圧が高く、コレステロール値に問題があり、血糖の代謝機能が悪化していた。これは、糖尿病の前ぶれでもある。さらに、食事の内容を見ると、炭水化物、砂糖、塩分、脂肪分、コレステロールが高いことがわかった、という。また、外食が多い子どもは、家庭にいる時でも、買ってきたファストフードで済ませる傾向が強かった、という。オルソン所長は、「昨今、子どもの健康状態が悪化している。これまで成人病だった心臓病、高血圧、糖尿病、などが子どもの世界に忍び寄ってきている。その原因を探る必要がある、その重要なポイントが、子どもの食生活にある。子どもが何を食べているか、どんな食べ方をしているか、をよく知らなければならない。そこで、問題になるのが外食である。外食は、商売上、口当たりをよくするために、どうしても、塩分、糖分が多くなり、味が濃くなる。したがって食べすぎる。野菜、果物が少なくなって、栄養が片寄る。何とか子どもの外食を減らすにはどうすればいいか、関係者が知恵を出しあって、対策を立てるべきだ」とコメントしている。