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2005年12月06日

人工透析患者の血縁にじん臓を患っている人が多い

人工透析を受けている人の家族など、血縁関係にある人を調べたら、やはりじん臓を患っている人が多く見つかった、という報告が、「米腎臓病雑誌」(American Journal of Nephrology)最新号に掲載された。報告したのは、ウエークフォーレスト大学(ノースカロライナ州)バプティスト医学センターのバリー・フリーマン博士。博士らは、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージアの3州で人工透析を受けている患者約2万5000人を調べたところ、その23%の患者の血縁者が、重度のじん臓病を患っていた。このことから、研究者たちは、じん臓患者と血縁関係にある人たちには、臨床的に発症していなくても、じん臓に問題がある場合がかなり多いと思われる、と見ている。とくに、慢性のじん臓病の人の家族は、高血圧や糖尿病を持っているケースが多かったという。なぜそうなるのか。遺伝性なのか、あるは、似たようなライフスタイルによって、じん臓病が多くなるのか、については、今後の研究が必要だという。しかし、同博士は、人工透析を受けている患者の家族など血縁者を対象に、優先的にじん臓の検査を実施すれば、早期診断、早期治療によって、じん臓病を減らすことができるだろう、と提言している。