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2005年12月10日

中高年で毎日運動すれば、寿命が4年延びる

毎日、ウォーキングにして30分間、これを週5日続ければ、しない人より、およそ4年間長生きできることがわかった、との研究報告が、2005年11月14日発行の雑誌「米内科学紀要」(Archives of Internal Medicine)に掲載された。日常的に体を動かしておれば健康増進にいい、ということは、これまで、あまたの研究発表があるが、これを寿命に結びつけ、具体的に長生きの年数まで導き出した研究は、初めてのことであるこの研究を行ったのは、オランダのロッテルダムにある、エラスムスMC大学医学センターのオスカー・フランコ博士ら。博士らは、米マサチューセッツ州の地方都市フラミングハムで、過去40年間、5200人の住民を相手に継続して行われている「ライフスタイルと健康」に関する調査のデータを分析した。その結果、中高年の男女約5000人についてみると、毎日、適度の運動をしている人は、ほとんど座り放し、ないし、車に乗っているだけの人と比べると、1.3年から3.7年長生きしていた。運動量がさらに多い人、例えば、毎日ランニングを30分間、週に5日間続けている人では、寿命が、3.5ないし、3.7日長かった。運動によって寿命が延びる、ということは、男女ともに言えることで、よく調べると、体を良く動かしている人には、死亡原因ナンバーワンである心臓病が少なく、これが延命につながっている、という。同博士は、「単に長生きだけでなく、運動をしていると、毎日の生活が健康的で、ストレスやうつも少なく、精神活動が活発になっている。高齢になっても、アルツハイマー病や痴呆症になりにくいのである。今日から、職場に行くのも、車を止めて歩こう、あるいは自転車にしよう。バスや電車など交通機関を使うだけで、かなりの運動になっている」と話している。