2005年10月29日
悪質な皮膚がんであるのメラノーマ(黒色腫)は、治療し、手術をして腫瘍を除去しても、しばらく経つと、再度発症することが多く、しかも、これが何度もくり返されるケースもある、という事実が、「ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション」(JAMA、米医師会報)2005年10月5日号で発表された。発表したのは、ニューヨークにあるうスローンケタリングがん研究所のダニエル・コイト博士。それによると、博士らは、1996年1月1日から2002年12月31日までの間に、初めてメラノーマと診断された4484人について調べた。その結果、11%の患者に、最初に診断されてから1年以内に、第2の腫瘍ができていた。そして、第2の皮膚がんができた患者の31%に、1年から5年以内に、第3の皮膚がんができていた。よく調べると、第2、第3の皮膚がんができた患者の21%は、皮膚がんができやすい家系だった、という。この調査結果について、コイト博士は、「あなたがメラノーマにかかると、あなたは、第2、第3の腫瘍ができる可能性がある、と覚悟したほうがいい。そして、皮膚科医と長年付き合うことになる」述べている。このところ、アメリカでは皮膚がんが、年々3%の割合で増加している。2005年中には、新たに6万2000人が皮膚がんと診断され、皮膚がん関連で7800人が死亡すると推定されている。別の言い方をすると、1個人が1年間に皮膚がんにかかるチャンスは1.4%で、かなり高い。アメリカでは、皮膚がんは、男性は5番目、女性は6番目に多いがんとなっている。