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2005年10月22日

口の中を調べてエイズ検査--米の大学で実施

口に中の、歯ぐきと頬の内側の間に脱脂綿をいれて、5分間そのままにして、唾液でぬれた脱脂綿を取り出し、そこに含まれるヒト免疫不全ウイルス(HIV)の抗体を調べれば、2週間で、エイズ(後天性免疫不全症候群)に感染しているかどうかがわかるテストを、アメリカの大学で実施するところが増えている。血液採取の必要もないし、針も使わない。それでいて、FDA(米食品医薬品局)によると、このオーラルテストの正確度は99%だという。今後、エイズ予防に大きな約を果たす、と期待されている。ウエストバージニア大学でも、今月(2005年9月)はじめからこのオーラルテストを実施して、1ヵ月に20人余の学生が検査を受けた。同大学のジョン・パーマー衛生部長は「これによって、エイズ感染の早期発見だけでなく、エイズ教育、カウンセリングもしやすくなるだろう」と言っている。このところ、アメリカの若者のエイズ感染率は下降気味だが、それでも、この病気のおそろしさは変わっていない。依然として、きわめて重大な伝染病である。アメリカでもっとも小さい州の一つであるウエストバージニア州だけでも、今年前半の半年だけで、65人の新しいエイズ感染者が見つかった。同州の2004年の感染者は139人、2003年は158人だった。