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2005年10月04日

頭のシラミを取るには、くしを使うのが一番

頭髪に寄生するアタマジラミ、衣服ににつくコロモジラミ、陰毛に寄生するケジラミ、いずれも、聞いただけでぞーっとするのは、洋の東西を問わない。何とか効果的に駆除する方法はないか、と、イギリスの研究者が、アタマジラミ(head lice )で、比較試験を行った。研究者たちは、まず、頭にシラミを持っている子ども133人を集めて、2つのグループに分けた。一つのグループには、薬局で販売されている化学駆除剤を頭に刷り込んだ。使った駆除剤は「マラチオン」(merathion)、または、「パーマトリン」(permethrin)で、それぞれ水で薄めて使った。もう一つのグループは、目の細かい櫛(くし)で、ヘアコンディショナーで濡らした髪を良くとかした。こうしてしばらくしてから調べると、くしを使ったグループの子どもの頭の57%から、シラミが消えていたが、化学駆除剤を刷り込んだ頭からシラミが消えたのは、わずか13%に過ぎなかった。この結果から、研究者たちは、シラミを取るには、化学薬品を使うよりも、くしで丹念に髪をとくほうがいい、との結論を得た。しかし、いくら丹念にくしでとかしても、43%もの子どもから、シラミを除去することができなかった、ということを留意すべきである、と研究者たちは言っている。つまり、頭のシラミは如何に除去しにくいかを知るべきである、と言うのだ。子どもがシラミをうつされるのは、保育園、幼稚園、学校、スポーツ施設などで、ちょっとしたパーティでもうつされることがあるからご用心、といわれている。しかし、シラミは「不潔」とか「不衛生」を意味するのではないことを知るべきだ。もし見つかったら、ただちに適切な処置をして、除去したほうがいい、と専門家は忠告している。なお、この研究は、「英医学会報」(BMJ)のオンライン版で、8月5日、報じられた。