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2005年09月24日

卵巣を摘出すると短命になる

子宮筋腫や子宮内膜症などで、子宮摘出手術をするさいに、同時に卵巣も切除するかどうかが問題になる。もし、患者が、40歳以下でなければ、医師は、卵巣摘出を勧める。卵巣がんを予防するためだ。卵巣がんの死亡率は高い。そこで、卵巣摘出手術をすると、患者の女性の女性の寿命は、結果としてどうなるのだろうか、を調べた研究が、雑誌「産科婦人科学」(Obstetrics & Gynecology)2005年8月号に掲載された。この研究では、患者の年齢、その他の特質など得られた情報から、患者の寿命を、統計モデルでに入れて推計したもので、実際に患者を追跡調査したものではない。その結果、65歳以下の女性では、卵巣摘出手術をすることによって、心臓疾患と腰骨の骨折によって、死亡する割合が高くなることがわかった。例えば、50歳から54歳までの女性で、卵巣摘出をした女性では、心臓疾患で死亡する割合が16%で、手術をしていない女性ではこれが8%だった。アメリカでは、毎年約60万人以上が子宮摘出手術を受けている。このうち、半数以上が、同時に、卵巣摘出手術を受けている。したがって、たとえ出産の予定がなくても、卵巣を取り去ることによって、ホルモンの関係で、全体としてどうなるかは、非常に気になるところである。この研究では、卵巣摘出によって、短命になるとこがわかった。「卵巣も取りますか」と医師から問われたさいに、どう答えるかは、日ごろからよく考えておく方がいい、と研究者たちは言っている。