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2005年09月08日

モーニングアフターでセックスライフは変わったか

しまった、と思っても、72時間以内に飲めば、避妊できるという薬がモーニングアフター。そんなものが簡単に手に入れば、ピルや避妊器具を使って苦労することもないので、無防備なセックスが増えるのではないか、セックスをイージーに考えて、性風俗が乱れるのではないか、なとどといった心配があって、アメリカでは、モーニングアフターを買うには、医師の処方せんが必要だ。しかし、いちいち処方せんをもらっていたのでは、避妊に間に合わなくて、なんにもならないから、いつでも買えるよう店頭販売にすべきだ、という主張が強い。しかし、FDA(米食品医薬品局)は、まだ、モーニングアフターの店頭販売は認めていない。イギリスでは、2001年1月にモーニングアフターの店頭販売に踏み切った。それが、人々のセックスに対する考えに変化をもたらしただろうか、を調査した結果がまとまった。「英医学会報」(BMJ)で発表されたその調査結果を一口でいうと、「そんなに心配することはない」と言える。この調査は、英政府が毎年、約7600人を対象に行っている年次調査の一環として実施された。調査の重点は、モーニングアフターの店頭販売開始によって、無防備セックスが増えたかどうかにあったが、16歳かた49歳までの女性を対象にしたこの調査では、モーニングアフターによって、人々が使う避妊のタイプに変化はなく、また、避妊措置を取る頻度にも変化はなかった、という。つまり、避妊は従来通り行われていた。また、「モーニングアフターの普及によって、望まない妊娠を減らすことができる」という主張に対して、これを支持する調査結果は出なかった、という。モーニングアフターの導入によって、人々のセックスに対する態度には大きな変化は見られなかったことになる、と研究者たちは、言っている。なお、この調査では、モーニングアフターを買ったことがある、と答えた人は、全体の7〜8%だった。モーニングアフターを買った経験がある人は、「やはり、いちいち医師からに処方せんをもらって購入するよりも、店頭販売でいつでも自由に買える方がいい」と答えていた。