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2005年09月03日

“入れ墨”フルーツ登場−−産地などが一目

店頭で売られている果物の一個一個に、小さなスティッカーが貼ってあって、種類などがわかるようになっていることが多い。しかし、このスティッカーは、貼るのもはがすのも、手間ひまがかかり、しかも、はがしたあとに傷が残ることがある。そこで、代わりに登場することになったのが、“入れ墨フルーツ”。レーザーを使って、果皮に、入れ墨のように、直接情報を刻み込むのである。リンゴやナシなどでは、果物のお尻のほうに。目立たないように入れ墨をする。モモなどデイケートな果物には、慎重に刻み込まなければならない。情報には、果物の種類、産地、ないし、産地国を始め、必要に応じて、個々のIDナンバー、収穫日、賞味期限、有機栽培でつくられたのかどうか、なども刻んでもいい。とにかく、その果物の素姓が一目だ。いったん刻んだら、変更できないから、その情報の信頼度は高い。したがって、流通、販売の過程で処理しやすいし、消費者にも安心感を与える。スティッカーのようにはがす必要もない。安全性はすでに、FDA(米食品医薬品局)のお墨付きだ。業界では、近く、全米で、入れ墨フルーツを本格的に導入することにしている。入れ墨だけでなく、いま、野菜、果物の“個人情報”が一目でわかるような技術開発が進んでいる。