2005年09月02日
ローファット(低脂肪)、ローカーボ(低炭水化物)を売り物にした菓子類の売れ行きが好調で、この4年間に全米の売上高が、4倍に伸びている。砂糖分の取りすぎに注意している人は、まず、キャンディ類を気にする。一度の摂取量が少なくても、食べ始めるといつまでも尾を引き、つい食べすぎてしまう。毎日のことだからお菓子の食べすぎは馬鹿にならない。そこで登場したのが、「ダイエットキャンディ」と呼ばれている製品類。例えば、この類いの製品でシュガーフリーの菓子では、ピーナツバターやリコリスをふんだんに使って、砂糖でない甘みを出している。カンザス州での市場調査会社によると、これらのダイエットキャンディをアメリカの消費者は、昨年(2004年)に4億9500万ドル(550億円)買った。これは、2000年の1億11800万ドル(120億円)の4倍以上だ。総額240億ドル(2兆6000億円)のキャンディ市場からすると、まだ、ごく一部でしかないが、これからますます伸びる、と関係者は期待している。全米菓子製造業組合(National Confectionery Association)のスポークスウーマン、スーザン・ファッセルさんは「ダイエットキャンディはまだ未開発の分野で無限の可能性を秘めています。アメリカ人は、大人も子どももどんどん太って困っているが、その元凶の一つがジャンクフードです。しかし、ジャンクフードに対する風当たりが強くなっている割には、その代替食品がほとんどないのが現状です。とくに、子どもの肥満が問題になっていて、学校でも何を食べさせればいいのか、戸惑っています。そこで、味がいいダイエットキャンディ類が普及する余地があります。すでに、業界では、ダイエットキャンディの開発意欲が高く、より良い人工甘味料の開発、そのブレンド方法、が進歩しています。近いうちに、人気ブランドの菓子類の「ダイエット版」が登場して、コーラに対するダイエットコーラのような形で普及するかもしれません。菓子業界全体で、成長率は年率せいぜい1%程度ですから、ダイエットキャンディにかける期待は大きいのです」とコメントしている。