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2005年07月28日

やはり朝食はとるべきだ、頭が冴える

「朝食論争」はどこの国でもある。日本でも、朝食抜きで体の調子がよくなった、という人も多いと聞く。しかし、やはり朝食はちゃんと食べたほうがいい、という論文が、「米食物学会雑誌」(Journal of American Dietetic Association)5月号に掲載された。書いたのは、フロリダ大学栄養研究教育学部のゲイル・ランパーサウドさんら5人の研究チームで、これまでに発表された47編の栄養関係の学術論文を再検討して、朝食の是非について、とくに子どもについてまとめた。その結果、朝食をちゃんととる子どもは、とらない子どもと比べて、「頭の働きがいい」「学校の出席率が高い」「学校の成績がいい」ことがわかった、という。さらに、面白いことに、朝食をとるとそれだけ摂取カロリーが高くなっているはずだが、朝食抜きの子どもと比べると、太り過ぎ、体重オーバーの子どもが少ないこともわかった、という。この論文では、朝食がいいのは、アメリカの子どもの朝食の定番ともいうべき「シリアル」(cereal)のおかげである、と述べている。一方、シリアルについては、普通精白された穀物が使われている、砂糖分が多いといって、子どもの食べものとしては、必ずしもいい食品ではない、と批判する向きもある。朝食がなぜいいか、について、研究者たちは、就寝中の空腹状態に対して、朝食がすばやく代謝反応を起こし、神経伝達物質を刺激して、注意散漫状態になっている生理の目を覚ますからではないか、と述べている。ランパーサウドさんはこう言っている。「いずれにしても、親たちに告げたい。朝食を食べるということは、子どもたちの体重を健全に維持し、学校での学習、運動を活発にするもとであると」