2005年07月25日
法思春期の少女(普通11歳くらいから17歳くらいまで)を見て、この子が成人したら太るかどうかを予見するには何を見ればいいか、を調べた研究が、雑誌「コンサルティングと臨床心理学」(Journal of Consulting and Clinical Psychology)4月号に掲載された。研究を行ったのは、テキサス大学とオレゴン研究所の研究者たちで、496人の十代の女性を496人、5年間にわたって調べた。まず、各自の体重とBMI(ボディマス・インデックス)を毎年調べた。BMIは、体重(キログラム)を身長(メートル)の二乗で割った値で、肥満度を判断する標準的な数値だ。同時に、各自の食習慣、親を肥満者と思うかどうか、など、肥満に関連した事柄についても質問した。その結果、「太るのはイヤ」という気持ちが高じて、うつ病気味になって、あれこれ実行している(例えば、吐く、下剤を乱用するなど)少女は、皮肉なことに、将来肥満になるケースが、もっとも多いことがわかった。親が肥満、という少女は成人したら、標準以上に太る傾向があることもはっきりした、という。ところが、「無茶食いをした」、「脂肪分の多い食事が好き」、「どちらかというと運動不足」、と答えた女性は、将来とくに太るということはなかった、という。つまり、肥満になるかどうかは、まず、親に似るという、遺伝的な要因が強いが、それを除けば、少女時代は、太ることはあまり気にせずに、何でもよく食べ、のびのびと毎日を送るようにしたほうがいいらしい、ということになった。