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2005年06月25日

足を組む女性は静脈が浮き出る、というのは本当か

中年過ぎから、脚、とくにふくらはぎの静脈が膨れで、青く浮き出るようになることがある。静脈怒張(どちょう)と呼ばれるのこの症状は、肥満型の女性に多い。静脈が浮き出るだけでは、とくに病気と言うわけではないが、静脈瘤が起きている場合もある。とにかく、ご本人は非常に気にする。ある調査によると、アメリカ人の50歳以上の女性の半数、男性の15%が、静脈怒張を起こしているという。何とか防ぐ方法はないのだろうか。5年前(1999年)、アメリカで「女性は脚を組まないように」という社会キャンペーンが展開されたことがある。キャンペーンに火をつけたのは、あるサプリメント(栄養補助食品)のメーカーで、「全米の女性よ。1日だけでいい。脚を組むことをやめよう。脚を組むと、脚の血行が悪くなり、静脈怒張を起こしやすくなる」と警告したからだ。そこで各地で、ほんとうに脚を組むと静脈怒張が起きるのか、がテストされた。その結果がこのほどまとめられたが、結論として、そんなことはない、ということになった。一方、3822人の成人を対象にした研究によると、脚の静脈が腫れる一番の要因は、男では喫煙と運動不足、女性では、やはり、運動不足と、高血圧、それに肥満だった。この研究では、1日8時間以上立っている仕事、あるいは、座り放しの仕事に人に、怒張が起きている、という。また、ヨーロッパでの研究では、立っていることが多い看護婦と、妊婦に怒張が見られるという。しかし、研究者たちが言うには、脚の静脈が腫れるかどうかは、ご本人の家系図を見るのが一番手っ取り早いという、静脈怒張の人の80%は、どちらかの親に同じ症状が出ているのだとう。でも、遺伝としてあきらめる前に、できるだけ脚を動かす運動することだ、と研究者たちは言っている。