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2005年06月30日

光にさらすとうつ病の症状が良くなる

うつ病患者を、人工的な光にさらすと、症状が緩和することがわかった、と米ノースカロライナ大学精神科の主任教授、ロバート・ゴールデン博士が、「米精神医学雑誌」4月号で報告している。博士らは、これまでに発表された20編の関連研究論文を再検討して、この結論を得た、としている。それによると、「光治療法」は、暗い冬期など、季節的にうつの症状が出る患者だけでなく、季節を問わず、うつになる患者にも有効である、という。光治療法では、通常、患者を白色蛍光ランプの前に座らせる、両眼をしっかり開けさせるが、光源は直接見ないようににする。光を当てる時間は、1日当たり、15分間から90分間で、これを数週間続けると、うつの症状が次第に消えて行く、という。効果のほどは、投薬や心理療法に匹敵するほどで、論文によって、非常に印象的な効果が示されている、という。しかし、同博士は、これまでに発表されたこの分野の研究は少なく、また、どういう種類の光をどのように当てると、良い結果が得られのか、については、まだわかっていないので、さらに研究を重ねる必要がある、と言っている。