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2005年05月21日

ズボンのベルトで糖尿病の危険度がわかる

ズボンのベルト、つまり、胴回りを調べると、その人が糖尿病になりやすいか、かどうかが判定できる、という研究が、雑誌「米臨床栄養学ジャーナル」(AmericanJournalofClinicalNutrition)最新号で発表された。
この研究を発表したのは、ジョンズホプキンス大学のユーファ・ワング博士。博士らは、2万7000人の成人男性を13年間調べた。データは、ハーバード大学が長年行っている、大規模な「医療従事者の健康調査」のデータから取ったもので、それを分析して、胴回りと糖尿病との関係を探った。その結果、胴回りが大きい人ほど、糖尿病にかかりやすいことがわかった、という。例えば、胴回りが37.9インチから39.8インチ(96.2センチから101センチ)の人は、29インチから34インチ(73.6センチから86.3センチ)の人より、糖尿病にかかるリスクが5倍だった。また、同一人で、調査期間中に、胴回りが次第に大きくなると、それだけ、糖尿病になりやすくなっていることもわかった。肥満を示す数値として、BMI(ボディマス・インデックス、キログラムで表した体重を、メートルで表した身長の2錠で割った値)がよく使われるが、糖尿病のリスクを知るには、BMIよりも胴回りの方が、ベターである、とワング博士は言っている。なぜなのか、その理由について、同博士は、「はっきりはわからないが、胴回りにつく脂肪が、糖尿病の発病と関係があるらしい」と説明している。糖尿病になる人は、大体肥満体の人に多いが、「ベルトがきつくなった」と思ったら、血糖値を調べたほうがいい、と言うことになる。この調査は、男性だけについて行われたなわれた。女性についても言えるのかどうかは、調べてないと何とも言えない、と研究者たちは言っている。