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2005年05月09日

リップピアスは歯肉にダメージを与えるからやめなさい

唇に孔をあけて、アクセサリーを付けるリップピアスをしてる人をよく見かける。しかし、リップピアスは、感染の恐れがあるばかりでなく、その内側の歯肉を傷め、歯根がむき出しになって、取り返しのつかないことになる恐れがある、とある歯科医が警告しいる。3月中旬、ボルチモア(メリーランド州)で開かれた「国際歯科研究学会」(InternationalAssociationofDentalResearch)の会合で、オハイオ州立大学のディミトリス・タタキス博士らの研究チームが、こんな研究発表を行った。下唇にピアスをしている若い人たち29人(女15人、男14人)を任意に集め、ピアスをしていない同数の男女と比較した。その結果、リップピアスをしている人には、歯肉(歯ぐき)を傷めている人が多く、歯肉後退(gingivalrecession)起こしている人が、29人中、12人もいた。これに対して同じ症状の人は、リップピアスをしていない人では2人だけだった。歯肉後退は、ピアスに使われている金属が、常時、歯肉に触れ、こすれるため、歯肉を傷めて、組織の破壊が進んで、歯根にまで及び、歯全体を損なう恐れがある症状である。これを回復するには、まず、ピアスを除去し、歯根部分をこすり取ってきれいにし、唇の中の柔らかい組織を移植することになるが、この治療法は、痛い上に、莫大な費用がかかる。だから、リップピアスはやめたほうがいい、と専門家は警告している。リップピアスだけでなく、舌にピアスをしても、同じように、歯肉に損傷を与えるからやめるべきである、と専門家は注意している。