2005年05月23日
エイズに感染するルートには、無防備なセックス、麻薬患者が使う針、強姦、治療時の偶発的ミスなどがある。そんな時、「しまった、感染するかな」と思った人に、すぐに、エイズ患者に使われるエイズ薬を投与したほうがいいと、このほど、CDC(米疾病管理予防センター)が勧告した、この新しい治療指針によると、エイズの病原体であるヒト免疫不全ウイルス(HIV)に接触したと思われる時から72時間以内に、一般にカクテル療法と言われるエイズ治療法を施し、これを28日間継続するようになっている。これまでも、エイズウイルスに接触したと思われる場合に、エイズ薬を投与することは、エイズ患者と接触することが多い、病院関係者では行われていた。エイズ患者に使った針を誤って刺してしまった、エイズ患者の血液が目に入った、などの緊急の場合である。これを、今度は、一般の「レイプ被害者」などにも拡大することにしたもので、CDCの担当官、患者ロナルド・バルデセリ博士は、「エイズの恐ろしさを考えると、感染防止のためには、あらゆる方策をとるべきだと考える。感染のおそれのある人にエイズ薬を与えるのは、あくまでも、偶発的にエイズウイルスにふれた人に、安全のためにとる緊急措置である。コンドーム使用、消毒した針の使用、決まった相手以外の者とは交わらない、禁欲、などといった、従来か行われているエイズ予防法に取って替わるものではない」と言っている。