2005年05月11日
米フロリダ州中部各地を巡回している「巡回ペット動物園」を訪れた子どもが、次々と血が混じった下痢を起こすなどして、3月24日現在、合わせて9人が入院した。この他、入院はしていないが、子ども2人と大人1人が、同様な症状を訴えて、医師の手当を受けた症状は、血便のほか、眠気、倦怠感、脱力感、貧血、排尿回数の減少などで、命にかかわるような重い症状の子どももいるという。原因は、入院した子どもが、例外なく、巡回ペット動物園で動物との「触れ合い」を経験しでいることから、接触したさいに、動物から、大腸菌などのバクテリアをうつされ、これがじん臓に感染して、発病したことは間違いない、と「フロリダ・オーランド病院」などで手当をした医師たちは言っている。フロリダ州農業委員会のチャールズ・ブロンソン委員長は、「州としては、獣医に依頼して、早急に病原菌の経路を突き止め、対策を講じたい」と言っている。一方、専門家たちは、子どもが動物と触れ合うことは、自然観察や動物愛護の観点から結構なことだが、同時に、動物から病気をもらうこともあるので、十分気をつけなければならない、と警告している。