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2005年05月05日

中1の時の親のコントロール次第で子どもはぐれる

十代の子どもの扱いは、昔から、親が一番頭を痛めることだ。放任は良くないことはわかるが、あまりやかましく言うと、逆効果になるからだ。十代の子どもを、親はどう扱うのが一番いいのだろうか、というテーマで、ミシガン大学社会科学研究所の心理学者、パメラ・デービスキーン博士らは、実際に、中高生1300人を相手に4年間にわたって、調べた。
雑誌「発達心理学」(DevelopmentalPsychology)最新号で発表された報告によると、ハイスクール(高校)になって子どもがぐれるかどうかは、7年生(中1)の時の親と子の関係が大きく影響していることがわかった、という。すなわち、中1の時に、親と子のきづなが離れていた子どもは、高校生になって、麻薬、盗みに走り、物を破壊する、セックスをする、などの傾向が現れる、という。デービスキーン博士は「中1の時の親の監視が足りないと、問題児になることは、はっきりしている」と断言している。しかし、中1の時に、親がかまい過ぎると、独立心、自立心に欠け、責任感をもたない子どもになりやすい、という。あとになって、自分で何もできなくなるような問題児になりやすくなる、というのだ。そういう子どもは、とくに、親の監視下にない時に、悪友に誘われやすく、転落の道をたどるケースが多いという。要するに、親は十代の子どもに、かまわないのも良くないし、かまわなさ過ぎるのも、良くない、ということになる。ではどうするのか。心理学者は、親は、できるだけ子どもに話しかけて、できるだけ会話を交わして、そのなかから、子どものいいところを見つけて、ほめてやり、時に、「父(母)はお前のことを自慢に思っている」といった言葉をかけてやるのが一番いいという。