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2005年04月25日

「年を取ると酒量が減る」を確認

若いころは「うわばみ」と言われた大酒飲みも、年齢を重ねると、次第に酒量が減ってくることがよくある。本当にそうなのだろうかを、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者が調べた。その結果が、「米公衆衛生学雑誌」(A,ericanJournalofPublicHealth)3月号で発表された。
この研究では、連邦政府が継続的に行っている米国民の健康調査をもとに調べた。この調査では、20年以上にわたって、国民に飲酒の習慣について調査している。加えて、研究者たちは、1万4100人の成人を、全米4ヵ所で、聞き取り調査を行って、調べた。その結果、酒類の消費量が年齢を重ねるごとに漸減している実態が確認された。なぜ、そうなるのだろうか。調査を行った老人学者、アリソン・ムア博士は、その理由の第一は、年を取ると酒を飲んでも、若いころのようににあまり気分がよくならないからではないかと言っている。そのほかに、体の具合が悪くなって医師から飲酒を注意された、飲んでいる薬とアルコールの相互作用が心配、飲酒が家計に与える影響が大きいことに気がついた、などをあげる人がいるが、案外多いのは、酒の上での失敗がその人の人生に少なからず痛手となって、以後酒をひかえる気持ちが強くなったケースだ。「いろいろ理由はあるが、一口で言うと、年を取ると健康状態がすぐれないことが多くなる。だからがまずくなる。したがって、酒量が減る」とムア博士は言っている。逆に言えば、酒がうまいといことは、健康な証拠だとも言えそう。