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2005年04月17日

「噛む避妊薬」が登場--スペアミントの香り

ガムのように噛む避妊薬が、FDA(米食品医薬品局)の認可を得て、このほどアメリカで発売された。名前は「オブコン35」(Ovcon35)。従来からある錠剤の避妊薬(ピル)のオブコン35のチューインガム版だ。スペアミントの香りがする。現在あるピルが、とくに飲みずらいという話も聞かないし、そういう要求があったわけでもないのに、なぜ「噛む避妊薬」を販売するのか、という疑問に対して、発売元の「ワーナー・チルコット社」(WarnerChilcott)(ニュージャージー州ロッカウエー)は「とくに意味はありません」と言っている。FDAの生殖関連薬担当官のダン・デービス氏も、「女性の選択肢が殖えただけです」というだけ。しかし、避妊法の権威である、ニューヨークのコロンビア・プレスビテリアン医学センターのヒルダ・ハッチャーソン医師(産婦人科助教授)は、「あえて言えば、避妊薬に限らず錠剤を飲めない人が、とくに女性に多い。そういうピル恐怖症のために、飲みやすくしたのでしょう」とコメントしている。「噛む避妊薬」は、成分が女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲンでできており、価格は1ヵ月分が32ドル99セント(3400円)で、基本的には、もとになった錠剤のオブコン35と、成分も価格も副作用まで同じ。1箱に、21個の白いガムと、不活性の緑色の錠剤7個が入っており、これが1ヵ月4週間分となっている。注意としては、このガムと服用する時には、成分が胃まで到達するように、必ず、8オンス(240ミリリットル)の水を飲むこと、となっている。