世界最新!健康とサプリメント関連ニュース

健康とサプリメントニューストップページに戻る

2005年04月01日

新しい男性用ピル開発に動き出す--ノルウェーの会社と米大学

ノルウェーの会社が、米マサチューセッツ大学医学部(マサチューセッツ州ウースター)と、男性用ピルの開発について、研究開発の契約を結んだ。精子の動きを抑え、受精能力をなくす、という、全く新しい方式による男性用ピルを開発することが目的で、今後、何年か後に完成品ができれば、画期的な男性用避妊薬となると見られている。
この会社は、ノルウェーのオスロにある「スペルマテク社」(SpermaTechAS)で、マサチューセッツ大学が所有している避妊法に関する特許をベースに、男性用ピルの開発をめざす。同社は、マサチューセッツ大学に資金を提供して、この研究を進めた。同社のビヨンスティーン・スカルヘグ社長は、「従来、男性用ピルの開発は、主に、ホルモンの面から進められてきたが、副作用が大きく、それが実用化を阻んできた。われわれの方式は、ホルモンとは無関係で、将来有望と見ている。この開発努力が正式にスタートしたことに、興奮を覚えている」と話している。精子の細胞には、「Csプロテイン」と呼ばれる特殊なたんぱく質が含まれている。このたんぱく質が、精子の遊泳、受精のカギを握っている、といわれている。そこで、同社と同大学が共同で、このたんぱく質の働きを抑える化合物を探して、これを男性用ピルにすることをめざしているもので、このたんぱく質は、体の他の部分には存在しないので、副作用の心配は全くないと言われている。もし、製品が出来上がれた、錠剤(ピル)の形をとるとは限らず、埋め込み式、パッチ、ジェル方式をとるかもしれない、という。