世界最新!健康とサプリメント関連ニュース

健康とサプリメントニューストップページに戻る

2005年04月04日

30歳から血糖値検査を--米学会が糖尿病早期介入を勧告

2型(成人型)の糖尿病がますます増えている。同時に、従来、40歳過ぎに発症すると言われていたのが、その若年化が進んでいる。こうした現状にかんがみて、米内分泌学会と米内分泌医師会が合同で、2月2日、全米の医師に対して、「30歳から血糖値を検査せよ」「糖尿病と診断されたら、ただちに、数種類の薬剤を用いて、早期に積極的に治療に乗り出し、血糖値を正常に戻す努力をせよ」と勧告した。
その目的について、両学会の代表は、「糖尿病を放置すると、後々、おそろしい合併症にかかるおそれがある。それを防ぐには、早いうちから、血糖値を正常に近づけることだ。早く血糖値を下げないと、合併症を予防するチャンスを逸する」と述べている。糖尿病の合併症には、心臓病、神経障害、じん臓病、網膜症、などがあり、最悪の事態を招くと、人工透析、足の切断、失明にいたる。糖尿病には、大きく分けて、1型(若年型)と、2型(成人型)がある。1型は、20代以下の若い人に出る。多分に遺伝性で、常時インスリンを補給しないと生命に危険が及ぶ。2型は人生の後半に入って出るが、薬剤のよる治療とともに、食生活、運動などによって、病状の悪化を防ぐことができる。ここで問題にしているのは、2型の糖尿病のことである。両学会の勧告では、患者の教育の重要性をあげ、「患者がこの病気のこと良く知れば知るほど、健康的な毎日をおくれ、長生きができるチャンスを広げることができるだろう」、と言っている。この他、「ひんぱんに血糖値を測定して、インスリンの投与量を調整すること」「血糖値が食事前なら110以下、食事後なら140以下を目標にするといい」「食事計画を忠実に守り、毎日必ず運動してエネルギー消費を促すように」と勧告は述べている。