2005年03月13日
米連邦政府は、1月12日、5年ごとに改定される、米国民にための「食事ガイドライン」(dietaryguidelines)を発表した。
それによると、今度のガイドラインの一番の特徴は、肥満社会を何とかしなければならない。と言う観点から、まず、日常の運動量を増やす必要性を強調していることだ。
「国民一人一人が、毎日最低30分、体重を維持して太らないようにするためには毎日60分、減量をめざすなら毎日60分から90分間、エクササイズをしなさい」と、ガイドラインはアドバイスしている。前回2000年のガイドラインでは、「エクササイズは毎日30分間必要」とだけ記されていた。この他の点について、ガイドラインは、以下のように勧告している。
●摂取カロリーは、31歳から50歳までの平均的な活動量の成人なら、一日当たり、女性で2000キロカロリー、男性で2400から2600キロカロリーが望ましい。
●栄養分がしっかり含まれている食品を、なるべく多種類食べるようにすること。ただし、飽和脂肪、トランス脂肪、コレステロール、添加された砂糖分や塩分の少ないものを選ぶようにすること。●フルーツと野菜を豊富に食べる。フルーツはできるだけ丸ごと食べて、繊維質を摂取するよう心がける。一日2000キロカロリーの人なら、フルーツと野菜を一日4,5カップ、脂肪セロないし低脂肪のミルクまたは、乳製品を合わせて、一日カップ3杯を目安とする。
●炭水化物は、全粒小麦のパン、オートミール、ブラウンライス(玄米)など、全粒穀物の形で摂取すること。
●脂肪については、まず、トランス脂肪をできるだけ減らすようにすること。飽和脂肪は、一日の総摂取カロリーの10分の1に抑える。コレステロールの摂取は、チーズなら脂肪分の少ないチェダーチーズや、脂身の少ない挽き肉を選ぶようにして、一日300ミリグラム以下に抑えるようにする。この新食事ガイドラインについて、トンプソン厚生長官は「問題は米国民がこれをどこまで実行するかどうかだ。ガイドラインにしたがって食べる習慣を身に付けることは決して難しくないはずだ」と述べている。