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2004年12月14日

人間の遺伝子の数は意外と少ない--草花や虫と同程度

人間の遺伝子の総数は、これまで、3万ないし4万、と言われていたが、10月21日発売の国際科学雑誌「ネーチャー」で発表された新しい推計によると、これよりはるかに少ない、2万、ないし、2万5000であるという。遺伝子数が、2万、ないし、2万5000、ということは、可憐な花を咲かせる草や、小さな虫とほぼ同じである、という。これを「ネーチャー」誌に発表したのは、「国際ヒトゲノム・シーケンス協会」(InternationalHumanGenomeSequencingConsortium)。同協会は、2001年に、ヒトの遺伝子解読に成功した国際研究協力組織で、その会長、フランシス・コリンズ博士は「遺伝子の総数からすると、人間は大したことはない、ということになります」と話している。同博士は、NIH(米国立衛生研究所)の1機関である「国立ヒトゲノム研究所」の会長でもある。しかし、元MIT(マサチューセッツ工科大学)教授で、現在マサチューセッツ州ケンブリッジのブロード研究所のエリック・ランダー博士は、「生き物の価値は、遺伝子の数ではない。その遺伝子が環境とのかかわりのなかで、どう発現するかで決まる」と話している。人間の遺伝子の数は、以前は約10万と言われていたが、遺伝子解読が進むにつれて少なくなり、3万ないし4万、になり、それが今度、さらに、2万、ないし、2万5000に絞られたわけだ。