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2004年07月26日

あなたはあと何年子どもを生めるか、を卵巣で判定

イギリスの科学者チームが、雑誌「人間生殖」(HumanReproduction)最新号で、人間の卵巣のサイズから、そのなかに残されている卵胞の数を知る方法を開発した、と発表した。卵子のもとになっている卵胞が、卵巣の中にどれほど残っているか、その数がわかれば、その人に残された生殖年齢がわかるといわれている。つまり、子どもができる期間があと何年残されているかがわかるのである。卵胞の数は、生まれた時から決まっていて、残っている卵胞の数がわかれば、子どもができる年数がどれほど残されているかがわかるのだ。したがって、この研究は、人間の生殖年齢を知るための、画期的な成果として注目されている。この研究を行ったのは、英エディンバラ大学のハミッシュ・ウォレス博士(小児腫瘍学)とスコットランドにあるセントアンドリュース大学のトーマス・ケルシー博士(コンピュター科学)で、2人は、卵巣のサイズと卵胞の数との数学的な相関関係を調べた。これまでも、卵巣のサイズと卵胞の数との間には関連があることは知られていたが、これを数量的に明らかにし、卵巣のサイズから卵胞の数を知る方式が編み出されたのは、初めてのことである。2人は、がんの治療を受けた女性と、健康で正常な女性を研究対象に選んで、卵巣のサイズと卵胞との関係を調べた。その結果、やはり、健康な女性の卵巣には、残っている卵胞が多く、したがって、生殖年齢も長く残されていることがわかった、という。あと何年子どもができるか、と言う問題は、とくに、がんの化学療法を受けた女性に関心が高い。一般の健康女性でも、残された生殖年齢の目安がつけば、人生設計の指針となる。