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2004年06月05日

体外受精は冷凍精子で十分--新鮮精子と成績は同じ

サンフランシスコで5月12日開かれた「米泌尿器科学会」で、冷凍精子を使った体外受精は、新鮮精子の場合と、妊娠率などはほぼ同じであることが判明した、との報告があった。報告したのは、メイヨ-クリニック(ミネソタ州)のシェ-ン・ラッセル博士で、同クリニックで行われた2039例の体外受精を再検討した結果、冷凍精子を使った場合と新鮮精子を使った場合とでは、妊娠率、赤ちゃんの誕生率、について違いはなかった、という。この結果について、研究者たちは、「冷凍精子でも体外受精は大丈夫と言うことがわかったことは、子どもが欲しい夫婦にとって、非常に大きな意味がある。卵子と精子の採取の時期を合わせるということは、肉体的、経済的、精神的に重荷になっている。そこで、いったん採取した精子を冷凍しておいて、卵子に合わせてこれを使っても、成績には変わりはないとなれば、卵子採取のために卵巣を必要以上に刺激したりする必要もなくなって、体外受精がしやすくなる」と話している。