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2004年06月16日

コンド-ムに発がん物質--独の研究所が警告

ドイツの科学研究所が、5月28日、ほとんどのコンド-ムには、発がん物質の「N-ニトロソアミン」(N-nitrosoamine)が含まれている、と発表した。この研究所は、シュトゥットガルトにある「化学獣医学研究所」(ChemicalandVeterinaryInvestigationInstitute)で、発表によると、同研究所で、32種類のコンド-ムを調べたところ、29種類に「N-ニトロソアミン」の存在が確認されたという。同研究所は「N-ニトロソアミンは非常に発がん性が強い物質で、コンド-ムのメ-カ-は、この問題に緊急に対処すべきである。また、このことを十分認識して、品質管理にあたるべきである」と述べている。N-ニトロソアミンは、製造過程で、コンド-ムにしなやかさ、あるいは、伸縮性を与えるために添加される物質に含まれており、人間の体液に接触すると、放出されるとみられている。コンド-ムは、避妊具として、また、エイズ感染を予防する有効な手段として、世界中で広く利用されている。シュトゥットガルトの衛生当局は、この研究報告について、「N-ニトロソアミンが検出されたからといって、直ちにコンド-ムの使用をやめる必要はない。N-ニトロソアミンによって、すぐに健康の害が及ぶということはないからである」と話している。しかし、ドイツ連邦政府の「リスク・アセスメント研究所」は、「毎日コンド-ムを使用すれば、N-ニトロソアミンにさらされる確率は、普通の食事から入ってくるN-ニトロソアミンの3倍に達するだろう」との見解を発表している。