2004年06月28日
1960年代から、70年代にかけて、テニス界に君臨した、ビリー・ジャン・キング夫人が、若い女性に対して、とにかく何でもいいからエクササイズやスポーツに参加し、体を動かそう、と呼びかけている。 この運動は、キング夫人が30年前に設立した非営利団体「女性スポーツ基金」(Woemn's Sports Foundation )をベ-スに展開するもので、そのプログラムの名前は「ゴーガールゴー」(GoGirlGo)。 その内容は、まず、3年計画で、8歳から18歳の間の女性100万人を対象に、とにかく体を動かすようにし、さらに、すでに、運動をしている女性100万人に、運動を止めないように、働きかける。 この他、「ゴーガールゴー」運動では、以下のような活動計画を立てている。
●経済的に恵まれない女性に対して、エクササイズができるように、総額260万ドル(2億9000万円)の支援をする。
●オリンピック選手、その他、女性のトップの運動選手からのアドバイスや、質問への答えを集めたパンフレットを配布する。
●運動を指導するリ-ダ-の募集し、多くの人に紹介する。
●100種に上るスポ-ツを、ウエッブサイトで紹介する。その中には、犬そり、パラシュートなど、女性が無縁と思っている特殊なスポ-ツも含まれている。
●会社に協賛を呼びかけて、衣服、製品などを提供してもらい、プログラムのスポンサーになってもらう。
キング夫人が、この運動を思いついたのは、運動不足が、肥満、乳がん、骨粗しょう(鬆)症、などの女性の健康問題と密接に結びついている、という政府の統計資料を見たことだという。 「女性スポ-ツ基金」のドンナ・ロピアノ事務局長は、「若いころに運動をしないと、それが、後々まで影響し、晩年になるまで、健康問題を引きずることになります。若いころに運動する習慣を身に付けなければなりません」と、話している。 また同基金のド-ン・ライリ-会長(1992年アメリカズカップの唯一の女性選手)は、「体を動かす、ということは、何も、ボ-ルを投げたり、飛んだり、跳ねたりすることばかりではない。簡単に、かつ、楽しく運動することです」と述べて、この「ゴーガールゴー」では、かならずしも、他と競う運動に重点を置いていない、ことを強調している。