2004年04月08日
ノ-スカロライナ州にあるデュ-ク医科大学が、4月から、アメリカで初の(おそらく世界初の)「肥満科」をスタ-トさせた。
米国民の3分の2が肥満、または、太り過ぎで、最近、肥満が喫煙を抜いて、死亡原因の1位になると、CDC(米疾病管理予防センタ-)の予測が発表されるなど、肥満が、もはや、放置できない国民的大問題になっている。
とくに、子どもに肥満が増えていることを、真剣に憂えている専門家が多い。
医学界も、肥満を一種の疫病、と位置づけており、肥満科を独立した専門科目として、専門の医師を養成する必要を感じていた。
デュ-ク医科大学の発表によると、肥満科では、肥満の根本原因、治療、について研究するとともに、学生には、肥満者、または、太り過ぎの人にどいう対応し、成人、子どもを問わず、相談にのってやれるように、健全なライフスタイルとは何か、を学ばせるのが目的だとしている。
肥満科担当のジャロル・ボ-ン博士(助教授)は、「デュ-ク医科大学は、医学生のための肥満管理コ-スを、全米で初めて設置した。肥満がこれほどの問題になっているのに、実際に、医師は肥満者に直接向かって、適切な助言、処置をすることをしていない。いや、それができない医師が多いのだ。その理由の一つは、肥満が、いまもって、病気ではない、という考えが強く、したがって医科大学で学生に、肥満の対応する教育を行わなかったからだ。学生は、もっと現実に目を向け、現実に対応できるようにならなければならない」と述べている。