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2004年04月06日

バイアグラでかえって自信をなくす男が増えている

以前からあるバイアグラに加えて、最近では、サイアリス、レビトラといった第2、第3の勃起障害の治療薬が登場して、インポテンツの悩みを抱えていた男性は、さぞかし人生をエンジョイしていると思われるのだが、そのためにかえって悩みを深めている人も多くなった、とイギリスの医師が報告している。
報告したのは、イングランド・ウインチェスタ-にある男性クリニックの所長、ジョン・トムリンソン医師で、「英医学会誌」(BritishMedicalJournal)のオンライン版でこれを伝えた。
それによると、勃起障害がある男性が、バイアグラを使って「効く」という人は、一般的に、せいぜい70%だという。
なのに、同医師のところへ来る患者の大多数は、バイアグラで長年の悩みが解消する、と期待して使い始める人が多い、という。メディアや広告の言うことを信じているからだろう。
しかし、結果として効かない場合には、患者はかえって悩みを深めることになる。
自分はやはりだめな人間なのだ。男じゃないのだ。希望がなくなった、と考え込んでしまい、自信を失うことが多い、と同医師は言う。
その悩みは、バイアグラを使い出す以前よりもひどくなり、恐怖心から、パ-トナ-との接触を避けるようになる。パ-トナ-(妻など)は、そのために、二人の関係に疑念を持ち、冷却したと思い込むようになる。
なかには、自殺を試みる人さえいる、という。
すなわち、バイアグラが人生に不幸を招くこともありうるのだ、と同医師は言っている。
「バイアグラは、勃起障害と言う病気の治療薬だ。病気には、薬が効く場合と効かない場合がある。だれにでも有効な万能薬というものはない。効かないからと言って、自分を責めてはいけない」とトムリンソン医師は忠告している。