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2004年04月30日

喫煙で肺がんになりやすいのは女性の方

同じようにたばこを吸っても、女性は、男性よりも、肺がんになる割合が2倍以上、という調査結果が報告された。
調査したのは、コ-ネル大学医学センタ-・ニュ-ヨ-ク病院のクラウディア・ヘンシュク教授(放射線学)で、結果は、雑誌「肺がん」(Lung Cancer )1月号に掲載された。
この調査は、毎年CTスキャンで肺がんの検査を受けている男女2,968人を調べた結果わかったもので、肺がんと診断された割合は、女性が男性より2.2倍高かった。
女性の方が肺がんになりやすい、というのは、以前にも、世界的規模で調査した結果でも報告されている。
今度の調査結果は、これを再確認したことになるが、なぜ女性のほうが肺がんになりやすいのか、その理由はよくわかっていない。
女性は、たばこの煙を胸奥深く吸い込むからだ、とか、いったん吸い始めると、女性は、喫煙の習慣をなかなかやめられなくなるからだ、などといった理由を上げる人はいる。
肺がんは、男女を問わず、がんの死亡原因としてはトップである。
アメリカで、今年中に肺がんと診断されるのは男性で8万人以上、女性で7万人と予測されている。
ヘンシュク教授は、肺がん予防には、定期的にCTスキャンで検査を受けるのが一番、と言っている。
肺がんは、ほとんどのケ-スで、自覚症状がないからだ。
10年来、CTスキャンで肺がん検査を続けている同教授によると、この間に77人に肺がんが見つかったが、その80%は、完治しやすい初期の段階の肺がんだった。
同教授の推定によると、CTスキャンで定期検査を受けている人は肺がんになっても治る確率が90%、これに対して、CTスキャン検査を受けていない人は、肺がんになったら、治る割合は10%程度だという。