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2004年03月14日

にきび薬「アキュテーン」使用者の妊娠防止に登録制

ニキビの治療薬「アキュテーン」(Accutane)は、妊婦が使うと、出産障害を起こすおそれがある。
そこで、アキュテ-ンを服用して妊娠することを避けるために、アキュテ-ンを使用する患者、それを処方する医師、調剤する薬剤師は、すべて登録すべきである、という勧告が、このほど、専門家からなる諮問委員会から出された。
これを受けて、FDA(米食品医薬品局)は、アキュテ-ンの安全性確保のための登録制を発足される方針を固めた。
アキュテ-ンのメ-カ-、ロッシェ・ホ-ルディング社(Roche Holding AG)を始め、他の同種の製剤メ-カ-も、この登録制を支持し、協力すると言っている。
アキュテ-ン使用による妊娠回避のための措置は、2002年4月から、すでにいくつか実施されている。
例えば、妊娠可能年代の女性は、アキュテ-ンの処方せんを受けるにさいして、妊娠していないことを証明する2種類の検査結果を提示さなければならない。
さらに、継続して30日分のアキュテ-ンを入手するさいには、あらためて、妊娠していないことを証明するテストを受けなければならない、ことになっている。
それでも、アキュテ-ンを使いながら妊娠する女性の数は少なくならず、さらに、厳重な対策が必要になってきた。
アキュテ-ンを使用して妊娠した女性は、今の検査結果提出義務が実施される前の1年間には1,27件報告されたが、実施後の一年間にも120件起きている。
アキュテ-ンは、1982年、とくに重症なニキビを治すための初の治療薬として、アメリカで発売された。
しかし、出産障害だけでなく、中枢神経系を侵し、あるいは、これを使った若者が自殺する傾向があると指摘されるなど、何かと問題が多い薬だ。