2004年02月18日
サハラ以南のアフリカの諸国が、世界でもっともひどいエイズ問題で苦しんでいるのは、住民の無防備なセックスがその最大の原因であることがわかった、と国連の現地調査団が報告した。
この報告は、2月6日付けの英医学誌「ランセット」に掲載された。
アフリカ大陸のエイズ患者とエイズ感染者は、2660万人(2003年末)と言われている。
その実態を調査するために現地入りしたWHO(世界保健機関)のジョ-ジ・シュミット博士を団長とする専門家調査団は、現地でのデ-タを調べたところ、そのエイズの感染の90%が、異性間の無防備なセックスによって、エイズウイルスがうつされていることが原因であることがわかった、という。
これまで、アフリカでのエイズの蔓延は、その多くが不衛生な注射針、輸血によるとされてきたが、この報告は、これを否定して、住民の無防備なセックスが主因であり、コンド-ムの使用など、セックス教育に重点を置くべきである、と述べている。